新薬の開発で、
世界に貢献したい。

研究開発本部
研究開発部
(入社2年目/大学院修了/薬科学専攻)

【仕事の内容】

薬効を十分に発揮する、貼り心地のいい経皮吸収型製剤を研究しています。

経皮吸収型製剤の処方設計や製造方法の検討を担当しています。有効成分と製剤の基剤成分をただ単に混ぜただけでは、薬効を十分に発揮できるわけではありません。それぞれの物理化学的特性を理解した上で薬効を十分に発揮でき、かつ貼付剤として、肌に貼って満足できる製剤の開発を目指し、研究をしています。


【仕事のやりがい】

失敗も研究データの一つと捉えると、成長の糧にできます。

新薬の開発には膨大な時間と費用がかかり、市場に出るまでは、たくさんのプロセスが必要です。研究開発部は、その「新薬開発の種を見つけ、育てる場」。堅実にデータを積み重ね、次のプロセスに移せたときは、とても達成感とやりがいを感じます。
研究は失敗がつきものです。失敗を失敗のまま終わらせるのではなく、こうすると失敗するという研究データが得られたと解釈するよう、先輩からアドバイスをもらいました。以来、すべての事柄が自分の成長や経験につながり、できることが増えていくと前向きに考えられるようになりました。

【職場環境】

コミュニケーションがとりやすい、最高の職場です。

2021年11月にリサーチセンターが竣工し、広々とした空間の中で、とても研究活動がしやすくなりました。研究開発部の心臓部とも言える試験室では、上司はもちろん、ほかのグループの先輩にも、直接相談しながら研究を進めることができます。職場の男女の比率も同じぐらいで、同年代の先輩も多く、女性もとても働きやすい環境です。
ときには業務でミスをして落ち込んでしまっても、上司に明るくフォローしてもらえる、とても働きやすい職場だと思います。

【志望動機】

経皮吸収システムは、これからの医薬品の可能性を、さらに広げてくれます。

医薬品で一番多い剤型は経口剤です。でも、超高齢化社会において飲みこむことが困難な方には、経皮吸収システムは投与が簡単です。消化管への副作用が少なく、医薬品の可能性を、ますます広げてくれます。
日本で初めて経皮吸収型製剤を開発したパイオニアとして、患者様のQOLの向上に貢献するリードケミカルの研究開発に、とても魅力を感じて志望しました。

【今後の目標】

世界の人々を救う可能性がある、夢のある仕事です。

自分が開発に携わった新しい医薬品を世に送り出したい目標があります。でも、新薬の開発は簡単ではなく、壁にぶつかることもたくさん。「努力した者が成功するとは限らない。しかし、成功した者は必ず努力している」という、ベートーベンの言葉のように。努力した過程が研究者としての自分を成長させ、成長の積み重ねによって、成功を掴めると考えます。
当社の企業理念にあるように、「有用で信頼性の高い医薬品を継続的に創出し、高品質な製品を供給することで、国境や人種を超え、世界の人々の健やかで豊かな生活に貢献」したい。日々の業務が、いつかは世界の人々を救う可能性がある、とても夢のある仕事だと思います。

【就活中の学生さんへのアドバイス】

自己分析は、自分の過去に向き合える最大のチャンス。これまで自分が何をして、何を感じてきたか、自分の長所や短所、やりたいことを理解しておくことで、面接の短い時間でも、自分をしっかりアピールできると思います。頑張ってください!